前回のブログで書いた妥当性のある事業計画策定の為には事業調査が必要です。その内容は、会社の置かれている外部環境から、内部の経営資源の状況やビジネスモデルについて幅広いものです。事業の調査分析により、事業の現況把握と将来性の判断が行いやすくなり、妥当性のある事業計画や実効性のある提言につながります。基本的には要点を絞りな...
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現場で見た妥当性のない事業計画 現在の関与先で、私が計画策定で関与させていただく数年前に、金融機関からの紹介で私の同業に経営改善計画を策定してもらったという会社があります。その前回別の専門家に作ってもらったという計画は、総花的に30個以上の沢山のアクションプラン(実行内容)が掲載されているものの、アクションプランが沢山...
事業計画に意味はあるのか? 最近、好きな著述家の著書を読んでいて、「未来が不確実になって、あらゆる領域で計画の価値が目減りしている」という一節に出会いました。その書籍は、個人のキャリアビジョンについての内容でしたが、中小企業の経営の現場ではどうなのだろうかと考えてみました。 中小企業の現場でも、経営環境変化のスピードは...
数年前に金融機関様と事業者様からのご依頼で、大型の設備投資に伴う新規融資に係る事業計画策定支援をしたことがあります。その融資で購入した設備は、試作開発中でこれから始まる数億円規模の新規取引拡大のためのものでした。現在も継続的に実行支援している立場から、その時の、経験も踏まえながら思ったことを書いてみます。 事業性評価...
経営改善の実行支援の現場で 過去に経営改善の実行支援に入らせていただいた会社で経営改善が進捗すると会社の収益は安定し良くなります。最初は改善の取組みで精一杯ということも多くあります。そして、まず会社の中に設定した改善のために必要な目標数値とその数値を作り上げる具体的な取組みが進みます。それとともに、現場担当者を巻き込ん...