今、流行りのWEB会議システムを使ってみて

今、流行りのWEB会議システムを使ってみて

最近、ZOOMやGoogle MeetなどWEB会議システムの利用が増えています。そこで使ってみての感想を場面別に書いてみました。

経営コンサルティング(Google Meetで実施)

先日WEB上でスポットコンサルティング会社からの依頼で、関西以西の中小企業の経営相談に乗りました。時間は1.5時間。

経営者の方と金融機関の方が画面越しに参加されていましたが、いずれも初見の方で最初はどうなることかと思いましたが、結果、上手く進みました。

感想としては、経験豊富な分野で、必要な内容を相手の方がお話しくださり、ヒアリングで情報把握できれば、十分にご満足いただく助言ができるということです。

相談分野は技能承継や事業承継など事業継続に関する100人以下の規模の会社の経営相談でした。

売上規模はヒアリングでお聞きしたものの、決算書も見たことが無く、ホームページも無く、画面越しにWEB会議システムを立ち上げた段階で初めてお顔を拝見する経営者の方でした。

スポットコンサルの事務局からは、一般的に役に立つコンテンツを話してほしいということでしたが、私の方は経営者の方のお困りごとを、相手の邪魔になりにくい質問を投げかけ、丁寧に個別事情をお聞きし、それに対応したアドバイスをしました。

終了後のご感想として、経営者の方および金融機関の方から大変満足しましたという感想があったと事務局の方が言われました。情報把握ができれば上手くいきやすいように思います。

ただし、相手の方が必要な内容をお話しいただけない場合は、情報も限られている中では初見の方と的確な対応するのはやはり難しい場面もありそうと思いました。

Google Meetの感想としては、ZOOMよりも画面が大きく見やすいという印象です。

多人数でのZOOMワークショップ(受講者側)

受講者として、20名程度のワークショップに参加しました。時間は6時間。

講師はアメリカの方で、講義の内容は、事前に宿題として読書することになっていた内容でした。そして、その内容について更に深めていく講義でしたが、普段から自身でも体験や思索を深めていた分野ということもあり、休憩が適宜あったこともあり、抵抗なく受講でき、内容も8割は理解できたと思います。

また、ワークショップ中、参加者を2人組に分け、1対1の個人セッション形式で進めたのですが、ZOOMのブレイクアウトルームを活用することで、時間もシステム的に決められたこともあり、スムーズに進みました。

6時間ともなると長丁場で疲れましたが、休憩を適宜挟んでもらい、ゆったり進みました。

参加者の場所が海外など遠隔地でも、ZOOMは安定しており、あまり支障が無く全体のコンテンツが進みました。コロナショックの昨今はとても効果があり機能すると思いました。

ワークショップも対面でなくても案外うまく進みます。これは、事務局の方のご配慮や取り組みの賜物と思います。

よく知っている方々との数人での仕事の打ち合わせ(ZOOM)

顧問先でのシステム会社との打ち合わせ

顧問先でシステム会社との間で、WEB打ち合わせを行いました。時間は2時間程度。

テーマが明確で、その進め方について大枠の方針を決めていく打ち合わせでしたが、コロナショック前は日常的に対面で顧問先でやり取りしているシステム会社との打ち合わせでした。

テーマが明確で、時間決まっている中で、システム会社の方が超できる方で円滑に進み、時間きっかりに終わりました

顧問先との金融機関交えた打ち合わせ

ZOOMで画面越しに、社長と民間金融機関のご担当者2人と私で打ち合わせを行いました。時間は2時間程度。

内容は今回のコロナ不況への対応方針の打ち合わせでした。私が作成した、年末までの予測資金繰り表(標準ケースと悲観ケースの2パターン)をZOOMの画面共有機能で映し出しながら、具体的に今後の資金繰り予測についてすり合わせ、必要資金額についてお話をしながら打ち合わせをして、優先順位を付けながら今後の対応方針を策定していきました。

今は、基本的にその方針に基づいて進んでおり、良い打ち合わせができています。

この打ち合わせでは、問題が一つ発生しました。画面越しの参加者が3人いて、こちらを意識しないで、経営者の方と金融機関の方がお話を始めると、会話が聞こえなくなってしまいました。一つのパソコンで画面越しの相手が複数いる場合は、話をする人が外付きマイクを使うなどの対応が必要に思いました。

10人程度のZOOM飲み会

最後に、ZOOM飲み会です。私はZOOM飲み会参加回数は意外に少なくて、まだ1回しかありません。時間は2時間弱。

最初にメリットとして感じたことは、外出自粛期間中ということで、人に会えない中、交流できる点はとてもありがたいです。また、参加者の皆さんが設定されている背景が個性的で楽しかったです。

ただし、やはり、一体感などは少し不十分なように個人的には感じました。

まとめ

  • 情報面では、必要な情報の共有や整理ができるかがカギ
  • 打ち合わせや会議の目的を明確にして進めることが大切
  • 時間面では、2時間程度と時間決まっていれば十分機能する。ただし、長時間の場合は休憩の挟み方など工夫が必要。
  • 参加者人数では、20人など多人数でも運営方法を決めて行えば十分可能。
  • 運営面では、画面越しに複数いる場合は、外付きマイクを置くなど工夫しないと聞こえない。
  • 一体感の共有などはリアルの場にはかなわない。

ZOOMなどWEB会議システムでの打ち合わせも、基本目的を定め、内容を理解できていることについて行う場合は、円滑に進むことが分かりました。

今回のコロナショックで仕事のやり方が変わると言われていますが、私も上手くWEB会議システムを使っていきたいと思います。弊社や私への経営コンサルティングのご相談についても、1次対応としてはWEB会議システムでのお打合せも承ります。お問い合わせページからご連絡ください。

この記事を書いた人

フェイスブックでコメントする