事業調査と内省の共通点(氷山の一角から見えない部分を知る)
私は今の仕事で事業調査や現状分析からその要因を知り対策を立てることがとても好きです。
また、個人的なコンディションを整えるための心理的な内省をすることもとても好きです。
そして、この2つには共通点があると思っています。それは、氷山の一角から、その裏側にあることを見える化することです。
事業調査で行っていること
会社の業績は決算書で分かります。事業調査を行ううえでは損益計算書を見ます。売上高と売上原価、販管費、利息、その他費用を見て、利益がどのように生まれるかを見ていきます。
それらの裏側には
事業調査では、販売製品の属する業種動向やそこに紐づく顧客業績や動向などの外部環境に始まり、経営資源やそのつながりや社内の会議体などの仕組み、そして、従業員のモラルサーベイなどによるモチベーションの状況などを明らかにしていきます。
すると、その会社がどうしてその業績になっているかがわかり、何をすれば業績改善できるかが分かるようになっていきます。
心理的な内省で行っていること
一方で、心理的な内省で行っていることですが、
喜びやうれしさ、不安や恐れなどの感情を感じたときに、それなぜそう思うのか分からないことがあります。嬉しかったり楽しいときは単純にそれを感じていれば良いですが、不安や恐れなどの場合は感じている自分がつらいことがあります。
そのマイナスの気持ちを他人のせいにせずに、自身の中に見ていこうとすると、自身の固定観念が要因だったりします。
それが見えると悩みが大したことではなかったなど、自身で解消することができることも多いです。
共通するのは洞察力を育て氷山の一角から見えない部分を知ること
事業調査と心理的な内省の共通点は見えている部分から、見えない部分の仮説を立てながら、起きている事象(データや心理的な事象)などから、その裏で見えないものの起きている要因を見える化することだと思っています。
そして、それは見える情報から視点や切り口を分けて、その切り口に沿って情報を整理し、つながりを見える化していくことにより、自身の洞察力を育てていただいています。
今後も自身の業務を通して、見えにくいものを見える化して、それがクライアントの為になるように取り組んでいきたいと思います。
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